コラム

認知度が低い会社でも集客する方法

投稿日:2021-06-11 更新日:

 

From ベレネッツ代表 平松

動画でも、こちらの内容を解説しているので、参考にしてみてください。

 

 

認知度が上がらない本当の理由

 

以前大規模なネットリサーチを行いました。

そこで、認知度が低いために、

 

  • そもそも商談にならない
  • コンペに呼ばれない
  • 門前払いが多い
  • 価格競争になってしまう

 

という結果が出ました。

 

皆さんもよくご存知のように認知度が低いということは、それだけで非常にダメージが大きいのです。

 

しかし、あなたの会社の認知度が低いという理由を、

 

  • 会社の規模が小さいから
  • 上場していないから
  • 社名が知られていない

 

このように考えていませんか?

 

そうではありません。

重要なことは、まずは自社の商品やサービスの認知度が低い理由を理解することです。

 

今回は認知度が低い会社でも改善する方法を、3つのポイントに分けてご説明します。

 

  • 認知度と知名度の違い

最初にお伝えしたいのは「認知度と知名度は意味が異なる」ということです。

知名度とは、自社の会社名や商品、サービスの「名前を知ってもらう」ということ。

一方で認知度とは、名前やブランド名を知らしめることではありません。

その商品やサービスが持つ価値自体、つまり「中身を理解させる」ことが認知度を高めるということです。知名度は名前がわかる、認知度は中身がわかる、ということです。さらに深く言うと、競合に対する優位性を伝えることも認知度の大きな役割です。

 

認知度の向上とは

では、お客様はどのような理由で会社の商品やサービスを選ぶのでしょうか。

それは名前ではありません。よく、有名な会社の商品が選ばれると勘違いされていることがありますが、全ての人がトヨタ自動車の車に乗っているのでしょうか。イタリアのマイナーなブランドの車は全く売れていないのでしょうか。そんなことはありません。

名前が優位というのは昭和の考え方です。今は、無名の会社でさえも選ばれることが非常に多いのです。これこそが認知度の力です。

 

認知度を上げるということは「お客様に対して何らかの価値を提供している、というように見える」ことです。先にお客様が「ここの会社が一番自社の悩みを解決してくれる」と思えば、会社の名前が有名か無名かは問題ではありません。

認知度は名前以上のパワーがある、ということです。

特に、願望系より「悩み」を持つ会社にこそ、このメリットを感じさせることで真っ先にあなたの会社にくる、これが認知度を高めるということになります。

 

認知度を上げる方法

自社の商品やサービスの認知度が低い理由、その答えは2つです。

1つは「知名度を上げようとしている」から、もう1つは「名前が有名である方が強い」という幻想を持ってしまっているからです。

あなたの会社や商品、サービスは何が強いのか。どんな価値が提供できるのか。これを徹底的に文脈にする、これが認知度を高めることになります。

 

以上の内容は、動画でも詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてください。

 

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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