代表ダイアリー

BtoB企業の認知向上にInstagramは使えるのか?

投稿日:2022-07-08 更新日:

Instagramに持つイメージは何でしょうか?

お店が使うもの
個人が使うツール
若い女性がメイン
綺麗な写真がないと投稿できない
BtoB企業とは無縁

特に多いのが「BtoB企業では使えない」というものです。


こちらが直近のInstagramの日本のユーザデータです。(2022年6月現在)

出典はNapoleonCat.comですが、このデータをさらに詳細に見ると

・女性:男性はほぼ均等(女性が少し多い)
・35歳〜54歳のユーザも多い(人口分布だと40代以上が多くなるのですが)
・51,177,800ユーザが日本にいる(注:1ユーザで複数アカウント作れますのでアカウント数だと思います)
・人口の40%が使っているという計算

ということになります。

ここで重要なことが見えてきますね。

BtoCだ、BtoBだ、というくくりではなく、とりあえず日本人の多くがインスタを使っているのです。

2022年6月末現在の日本でのInstagramユーザは51,177,800!

自ら投稿する人よりは、view onlyの人が多いと思いますが、とりあえず「インスタを開いている」のです。

その多くの人の中に「BtoB企業で働いている人」がいるわけですね。
単に「商材を探す」とか「仕事のヒントを探す」人が皆無なだけです。

ここで重要な質問があります。

FacebookやInstagramはどんな時に開くアプリでしょうか?

答え









暇つぶし、です!

Google使うときはどんなときでしょうか?

→何か調べたいとき、解決したいときです

Youtube見るときはどんなときでしょうか?

→登録チャンネルや、何か動画でみたい、という目的があるときです

ではTikTokは?

→暇つぶしですよね

FBもインスタも一緒です。

確かにフォローしているアカウントの最新情報が見たいというものもありますが、
それ以外は「何となく開いてみた」ではないでしょうか?

ここでBtoB企業のマーケティングに話を戻してみましょう。

BtoB企業の担当者にも必ず「くつろぐ時間」はあるわけです。
その時に「何となく暇つぶしでインスタを開く」タイミングを狙って
「あ!これ必要!」というコンテンツを提供するのです。

逆を返せば、「暇つぶしで見ている人」に「営業コンテンツはうけない」
ということです。
つまり売り込みコンテンツは完全NGです。

暇つぶし

何となく見ている

目に止まるのは「必要性を喚起される」もの

体験価値を上げる投稿
ということになります。

より分かりやすいように説明します。

うちの会社であれば、「WEBサイトのお問合せ獲得改善サービス」というものがあります。

ターゲットは、WEBサイトがある企業で、新規の顧客獲得につながる
資料請求とかお問合せが全然取れない会社向けのサービスです。
よくありますよね。特にBtoB企業で、何となくお問合せフォーム、何となく資料請求フォーム、
何となくご相談フォームがあって、全く呼び込めないもの。

WEBサイトのアクセス数を増やさずに、そのようなお問合せ数を改善するサービスです。

さて、このようなサービスの場合、インスタでやってはいけないパターンとは;

投稿に「WEBサイトのお問合せ獲得改善サービス」のサービス紹介画像を投稿し、
キャプションにも売り込みメッセージ、もしくはサービス概要

これでは暇つぶしの人に「重い!」を思われてスルーされてしまいます。

ではやるべきパターンは;

投稿画像であれば、
「新規顧客が取れない会社の5つ改善ポイント」
リールであれば
「たった5つ!
これだけ知っておけばWEBから新規顧客が取れる!」
のような感じで投稿・リールすれば

1.ニーズはあるのだが表面化していない
2.全く興味はないわけではないが、「解決する」という行動にうつっていない
というユーザに気づかせることができます。

インスタをBtoBマーケティングで活かすには、
ターゲットのことをまずは想像すること!

暇つぶし層でも、元々ニーズがあれば、「目を覚ます」わけですから。

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