あなたの会社ではどのような集客方法を行っていますか?
BtoC企業であれ、BtoB企業であれ鉄板の集客方法は以下の10個です。
でもこの10個以外に実はあなたが思いついていない集客法があるのです。
弊社の経験上、だいたいにおいて「え??」という感じの反応をされるものです。
その解説は後にして、まず先に鉄板集客法を10個解説していきます。
良い点、悪い点も合わせてご紹介します。
- 広告:
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット、屋外広告など、様々なメディアを通じて製品やサービスの情報を発信する
ネットを除いたこのほとんどが、いわゆる「昔の集客メディア」というものです。
良い点:大規模な露出が可能で、短期間で認知度を高められる。
悪い点:コストが高く、効果測定が難しい場合がある。
- セール・割引:
期間限定の値下げや、まとめ買いによる割引など、価格面でのインセンティブを提供する。
店舗の中ではこの時しか集客できないというところもありますね。
良い点:短期的な売上増加が見込める。
悪い点:安売りのイメージがつき、ブランド価値を下げる恐れがある。
- クーポン・ポイント:
商品購入時にクーポンを配布したり、ポイント制度を導入したりすることで、リピート購入を促進する。
特に昨今ではアナログより、モバイルクーポンの方が多いです。
良い点:リピート購入を促進し、顧客ロイヤルティを高められる。
悪い点:コストがかかり、競合他社も同様の施策を打つ可能性がある。
- サンプリング:
無料サンプルを配布することで、製品の認知度を高め、試用を促す。
ネット通販ではデフォルトの集客法です。
良い点:実際に製品を試してもらえるので、購入につながりやすい。
悪い点:サンプル製作にコストがかかり、効果測定が難しい。
- イベント・キャンペーン:
期間限定のキャンペーンや、製品体験イベントなどを開催し、顧客とのエンゲージメントを高める。
展示会集客はコロナ後蘇ってきました。ただし、出展料を考えると効果が見えないところも多いのではないでしょうか?
良い点:顧客とのエンゲージメントを高め、ブランドの体験価値を提供できる。
悪い点:コストと手間がかかり、効果が限定的な場合がある。
- スポンサーシップ・タイアップ:
スポーツチームやイベントのスポンサーになったり、映画や番組とタイアップしたりすることで、ブランドの認知度を高める。
大手企業や有名企業が好きな集客法です。特に社長が大好きです(笑)
良い点:ブランドの認知度を高め、イメージを向上させられる。
悪い点:高額な投資が必要で、効果測定が難しい。
- POP・店頭販促:
店頭での販促物(ポスター、のぼり、陳列など)を工夫することで、購買意欲を高める。
店頭回りの施策は昔からあるものですが、探している人にとっては目につきやすい集客法です。
良い点:購入直前の顧客の目に留まりやすく、購買意欲を高められる。
悪い点:店舗での露出スペースが限られており、競合他社との差別化が難しい。
- ダイレクトメール・メルマガ・LINE:
顧客データベースを活用し、個々の顧客に合わせた情報を提供します。
現代はこれです。メルマガやLINEのメッセージでしばらくの間「暖め」、その後集客を促すという形です。
良い点:顧客データベースを活用し、個々の顧客に合わせたアプローチができる。
悪い点:配信数が多いと迷惑メールと見なされる恐れがある。
- SNSマーケティング:
SNSを活用して、製品情報を発信したり、顧客とのコミュニケーションを図ったりします。
こちらも現代のやり方です。BtoCばかりではなく、今やSNSはBtoBでも有効になっています。
良い点:顧客とのコミュニケーションを図れ、ブランドの人間味を伝えられる。
悪い点:炎上リスクがあり、運用に手間とコストがかかる。
- インフルエンサーマーケティング:
影響力のある人物を起用し、製品やサービスの魅力を伝えてもらいます。
顧客は目が肥えています。つまり売り込みの言葉は一切入ってこないのです。そこで、カメラメーカーやガジェット系はYouTubeで登録者数が多いインフルエンサーに先に商品を渡し動画で取り上げてもらうようなことをやってます。
良い点:インフルエンサーの影響力を借りて、自然な形で製品の魅力を伝えられる。
悪い点:インフルエンサーの選定を誤ると、ブランドイメージを損ねる恐れがある。(時々やらかしてしまうインフルエンサーありますね)
これらの集客法は、それぞれ良い点と悪い点を持っていますが、企業が思いつかない集客が1つあります。
それがブランディングによる集客です。
上に挙げた10個の集客法と比べ、ブランディングによる集客は時間と稼働を要しますが、一度築き上げたブランド価値は長く続き、安定的な集客を実現します。
競合他社が価格勝負に走る中、ブランドの力で顧客の心を掴み、揺るぎない関係性を構築することこそが、持続的な成長の鍵を握っているのです。だからこそ、企業はブランディングによる集客に注力すべきなのです。
ブランディングは、企業の本質的な価値を見つめ直し、顧客との情緒的な絆を築くことで、長期的な集客力を高めていく戦略です。一時的な売上増加ではなく、ブランドへの信頼と愛着を育むことで、顧客を自然と惹きつける磁力を生み出すのです。つまり、ベレネッツがよく言っている「惹き寄せる」を創る、ということですね。