コラム

商品・サービスに対する見込み客の欲求は何?

投稿日:2017-11-02 更新日:

from ベレネッツ代表 平松誠一

商品・サービスをどのように見込み客が探すのか?
それが分かれば、極端に売りやすくなりますよね。

 

逆になかなか売れない原因は、ひたすら商品・
サービスの「こちら側が考える特徴」ばかりを
押してしまうからです。

見込み客の欲求をどう調べるか?

 

市場調査ではないです。
顧客ヒアリングではないです。
アンケートではないです。

 

では一体、どのようにするのでしょうか?

 

今回は非常に簡単な無料ツールを使って調べる
方法をお教えしましょう。

 

例えば、弊社ベレネッツの商材は「ブランディング」です。
ブランディングに対する見込み客の欲求はなんでしょう?

 

すぐには浮かびませんよね。

このような見込み客の欲求を見つけるのが難しい商品・
サービスでも使える方法です。

 

それがこのrelated-keyword。
URLはhttp://www.related-keywords.com/です。

名前のごとく「関連キーワード」を表示してくれる無料サービスです。

related-keyword

使い方は簡単。

  1. 商品・サービスを表す名詞を入力してください。
  2. その結果、出てくるキーワードを見ます。
  3. キーワードの中に「欲求ワード」がないかを確認します。
  4. 最終的に絞り込んだ欲求ワードでWEBページを作ります。

 

では「ブランディング」でやってみましょう。

検索結果は660出てきました。

ブランディング

この中から「欲求ワード」を探します。

欲求というのは、見込み客の「動き」が見えるキーワードです。

 

例えば、このリストの中には、
「ブランディング 依頼」
「ブランディング 名古屋」
「ブランディング 店舗」
などがありました。

「ブランディング 依頼」
これは"ブランディングを依頼したいと思っている"
と読めます。

「ブランディング 名古屋」
これは"ブランディングを名古屋で取り組みたい"
と読めます。

「ブランディング 店舗」
これは"店舗のブランディングを行いたい"
と読めます。

他のキーワードでもやってみましょう。

「歯磨き粉」と入れてみました。
結果は716個。

欲求ワードは
「歯磨き粉 おすすめ」
「歯磨き粉 ランキング」
がありました。

買う気満々の欲求ワードですよね。

弊社の場合、これらの欲求ワードを入れた
WEBページのタイトル(H1タグ)、
サブタイトル(H2タグ)にも時折入れ、
本文にもいくつか盛り込みます。

結果的にGoogleの順位が上がるとともに、
見込み客が実際に検索する組み合わせキーワードですので、
成果につながるのです(弊社の場合は実際のお問い合わせに
つながっています)

「認知度 向上」
「認知度を上げる」
「認知度アップ」
検索してみてください。

全部弊社のサイトがGoogleで1位です。
ここからお問い合わせが来るのです。

 

 

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

-コラム
-, , , , , ,

Copyright© 企業ブランディングコラム ベレネッツ・ジャーナル , 2025 All Rights Reserved.