「日本のブランディング/ブランド構築に関するニュース」の2回目です。
BtoBでもブランドが強ければ、値段の大小は関係なく売れるようになります。
それはブランドイメージが良いから、ということではなく、競合より勝っていることが顧客企業の経済的利益に貢献するからなのです。
千葉県にある株式会社坂戸工作所。被災地でも使われている解体重機の先端部分(はさみの部分)の製造会社です。
建築業や関連する解体業などは長引く建設不況で業界自体はそれほど投資に前向きではなくなっています。ところが坂戸工作所の場合、競合他社に比べて商品は2割高い。
これでも解体業者からは絶大な支持を受けています。
値段の違いをもはね飛ばすブランドは何か?
「競合商品に比べた場合の耐久性と寿命の長さ」なのです。
耐久性→メンテナンスフィーがかからない
寿命の長さ→ライフタイムコストが安い
不況の業界でも十分ブランド戦略ができるという良い例ですね。
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BtoBブランディングを得意にしています。
Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築