ビジネスネタ
相手から確実な情報を手に入れる方法①
投稿日:2018-06-19 更新日:
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ちまたの書店には、心理学の本が
たくさん売られています。
心理学をビジネスに応用した本も
人気です。
それらの本に、
代表的なテクニックとして紹介
されているものに次の2つが
あります。
「フット・イン・ザ・ドア」
「ドア・イン・ザ・フェイス」
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フット・イン・ザ・ドアとは
人間は1度要求を飲んでしまうと
次の要求が断りにくくなるという
性質を利用して、
一番初めは、だれでも了承できる
ような小さなお願いをして了承して
もらい、
次に少しハードルの高いお願いをして
了承してもらい、次にさらに・・・と、
だんだんとハードルの高いお願いを
して、
結果的にハードルが一番高い、
自分が本当にお願いしたいことを
了承してもらうというテクニック
です。
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ドア・イン・ザ・フェイスとは
フット・イン・ザ・ドアとは逆です。
人間は、同じ人のお願いを何度も断る
ということに罪悪感が生まれて、
次はお願いを聞いてあげようという
性質があることを利用して、
一番初めに「断られることを前提で」
ハードルの一番高いお願いをして
実際に断られ、次に少しハードルを
下げてお願いをして断られ・・
を繰り返して、
結果的にハードルが一番低い、
自分が本当にお願いしたいことを
了承してもらうというテクニック
です。
上記の2大テクニックは、実践しよう
とするとかなりの準備と慣れが必要
なので、身に着けるまでに時間が
かかります。
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ようやく、本題に入りますが、
「相手から確実な情報を手に入れる方法」
にも心理学のテクニックで使えるものが
あります。
それも準備と慣れが必要なく。
その1つに、
「わざと間違えて相手に訂正させる」
方法があります。
例えば、
相手の誕生日が知りたい場合、本当は全く
知らないのに「~だと思っていた」という
感じで 「誕生日は○月○日だったよね」
と聞きます。
大抵というかほぼ間違えているので、
相手は「ちがうよ」というはずです。
そのあと、相手が続けて「○月○日だよ」
と言ってくれれば、目的達成です。
「ちがうよ」だけで終わった場合は、
「あれ?そうなんだ。△△さんて勝手に
○月生まれだと思ってた。本当は何月
なの?」とつなげれば、
よほどその人のことを嫌だと思っていない
限り、相手は「○月だよ」とまずは誕生月
を把握することができます。
同じようにして日も把握することができます。
ナンパ講座かよ?と思わないでください 笑
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ビジネスの場面でも充分に使えます。
取引先相手との距離を近づける手段として、
商談交渉の場面で相手側に内容を確認
させる手段として有効なのです。
時間がきてしまったので、
今日はここまでにします。
続きは次回に・・
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