ビジネスネタ
どんな製品にもマーケットが。カメラ
投稿日:2018-04-25 更新日:
今はどこにでもカメラがあります。
一番身近なところではスマホですが、
それ以外にもWEBカメラやビデオカメラ、
家では、テレビドアホンに見守りカメラ、
街を見渡せば、監視カメラ、
医療では胃カメラ、カプセル内視鏡、
自動車ではドライブレコーダー・・・
まだまだありますが、
これだけカメラだらけの中で生活して
いると思うと、ぞっとします。。
というのは初めのうちで、最近はカメラ
があることが前提に生活しているので
個人的には何も思わなくなりました 笑
これからもどんどんカメラが様々な
ところに使われていくことが確実です。
さて、このカメラ、
様々な部品から構成されていますが、
中核になっている部品が
「カメラモジュール」と呼ばれるもの
です。
カメラモジュールには2種類あります。
・CCDカメラモジュール
・CMOSカメラモジュール
CCDはシーシーディーと読み、CMOS
はシーモスと読みます。
ここは技術の話をするところではない
ので、それぞれの名前の由来や技術内容
について知りたい方は検索していただけ
ればと思います。
鬼のように出てきます 笑
さて、この2種類のカメラモジュール、
最初に実用化されたがCCDの方で、
後から実用化されたのがCMOSです。
じゃあ、CCDとCMOSではCCDが
使われている割合が高いのではないかと
思うかもしれませんが、現在はCMOSが
圧倒的に使われています。
・2016年のCMOS/CCDカメラ
の出荷台数は、40億5000万台
・そのうち、CMOSカメラが
40億600万台で全体の約99%
・カメラの用途の7割がスマホ
<出典>
矢野経済研究所 CMOS/CCDカメラ
世界市場に関する調査を実施
(2017年)より
CMOSが実用化された1990年代は、CCD
と比較して「安いが性能が悪い」ので、
低価格製品にしか使われていなかったのですが、
その後、技術が進歩して、CCDと比較
して「安くて性能も良く」なったため、
CMOSの普及が一気に進みました。
CCDとCMOSの使用割合が逆転した
のが2004年と言われているで、
まだ13~14年しかたっていないのです
が、あっというまにCMOSだらけに
なっています。
ただ、産業用については、CCDと
CMOSの使用割合はまだ五分五分だと
言われています。
産業用として代表的なのは○○検査装置と
言われるものです。
CCD/CMOSカメラの
現在の参入メーカーは次の通り。
◆CCD
ソニー、シャープ、パナソニックなど
◆CMOS
ソニー、シャープ、パナソニック、
STMicroelectronics、オムニビジョン、
オン・セミコンダクター、サムスン電子
富士フイルム、浜松ホトニクスなど
CCDは圧倒的に日本企業が強かったの
ですが、CMOSは外資も強いです。
今日はここまでにします。
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