①Customer:市場・顧客
②Competitor:競合
中継地点がわかることで、
競合の配達ルートの推定と配達件数の
推定ができます。
③Company:自社
お互いがそれぞれ他社の契約
状況を把握している中で、
契約を獲得する必要があり、
激烈です。
新聞に書いてある内容は、
一般の人にとってはほとんど
変わらないと思われるので、
契約のために、競合の販売店と
差別化できるポイントは3つ
しかありません。
◆新聞が役に立つことを訴える
例えば、朝日新聞は天声人語が
大学の入試問題に使われるケース
が多いので、お子さんがいる家
には受験に強い朝日新聞という形
で訴えます。
正直、天声人語を使った問題が
多く出題されていることと、
受験に強いがどう結び付くのか
まったく分かりませんが 笑
◆景品で釣る
たいていの販売店はこちらで
勝負しています 笑
例えば、読売新聞であれば
巨人戦のチケットがあります。
朝日新聞だと、展示会や映画の
チケットがあります。
そして、どの販売店にも共通
しているのが洗剤です。
3ヶ月の契約をとるのに
5~6箱の洗剤を渡すことも
ありました。
◆拡張に強い助っ人を頻繁に使う
販売店の配達員は、契約があまり
得意ではない人の方が多いです。
そのため、継続契約で手間取って
いるところの契約+新規顧客開拓
を強化するために、外部から助っ人
を呼んで仕事をしてもらうことが
頻繁にあります。
新聞販売の世界には、拡張団と
いう、新聞の新規顧客開拓を専門
にしている集団(会社)があるの
です。というか、あったのです。
今でもあるのかはわかりませんが。
新聞はインテリが作ってヤクザが
売るといわれていた時代がありま
したが、
この「ヤクザが売る」のところは、
拡張団の一部のことを指します。
どの世界にも伝説の人はいるのです
が、拡張団にも伝説の人がいて、
この仕事だけで家を2軒建てた人が
いました 笑
いかがでしょう?
新聞販売店なんて、決まったところに
配っているだけと思っていた方も多いか
と思いますが、
簡易でありますが、分析を徹底して
行っていて、分析結果を元に対策を
立てて実行しているのです。
時間がきてしまったので、
今日はここまでにします。