本日は、提案書に関してです。
新規の顧客候補先に対して提案書を提出する機会はたくさんあります。
そんな時、提案内容は最低3つ、最高で5つ書くとよいです。
提案内容が3つ未満ではお客様から「この会社は提案力がないな。あまり考えないで、とりあえず提案しましたといった内容だな」と思われ、6つ以上では先方から「もっと絞って提案しろよ」と思われるからです。
切れ味のするどい、「おお~これは良い提案だ!!」と相手に言わせる提案内容であれば1~2つでよいのですが、そんなすごい提案は本気で時間をかけてもめったに作れません。
たまに、事前に新規の顧客候補先の事情(問題・課題、組織の力関係・・・等)を正確に把握できていて、自社が今持っているプレゼン資料がほぼそのまま提案内容として転用できるという、ミラクルな状況がないとは言えませんが・・・
なかなかそんなケースには恵まれません。
たった1人、切れ味のするどい提案内容1~2つで、1500万円以上のプロジェクトを年間6~8本受注していた方を知っていますが、
長年、とてつもない数の3~5つの提案内容の提案書を書き、新規の顧客候補先に実際に提案しつづけ、先方との議論の中で得たさまざまな業界の深い知識があってのものなので、
なかなかマネができません。
というか、その人と同じ量をこなさない限り、絶対にマネができません(笑)
ということで、超人ではない私たちができることは、「1つ1つの提案内容はお客様が驚き納得するようなすごい内容ではないが、塊でみるとなんだかよい提案のように見える」というやり方です。
今日はここまでで、次回は、どうやって3~5つの提案内容を出すか(まとめるか)ということについてご説明したいと思います。