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顧客に商品やサービスを提案するのに最悪な時期とは?

投稿日:2018-05-31 更新日:

結論から先に言うと、

決算月の前後1ヶ月です。

 

決算月前の1ヶ月は、経理部門だけ

でなく全部の部門で、決算に関する

作業などで社内向けの業務が多忙に

なってきて、新規の提案を受けつけ

る状態ではなくなる傾向が強いです。

 

また、

決算後の1ヶ月は、人事異動などを

含めて全社で新体制にむけた取り組み

が本格化するため内向きの業務が

多くなり、

 

決算月前の1ヶ月と同じく、新規の

提案を受けつける状態ではなくなる

傾向が強いです。

 

もちろん例外はありますが。

 

逆に

顧客がこちらの提案をしっかりと検討

してもらうのに適している時期は、

顧客の決算月の6ヶ月前から2ヶ月前

までです。

 

提案回数が1回ですめばよいですが、

たいてい複数回の提案が必要になるため、

少し余裕を持って行った方がよいです。

 

とはいえ、

新規の場合、上場企業や決算を公開

している企業であれば決算月が分かり

ますが、そうでない場合は、顧客に

あらかじめ聞くことが必要です。

 

顧客側で検討できない時期に提案を

いくら行っても無駄になりますし、

顧客側からすれば「この忙しい時に・・」

と不満がつのらせることになるので、

提案側の印象が悪くなります。

 

国税庁の統計資料を見ると、日本では

3月決算が一番多いようですが、

全体からすると20%弱です。

 

イメージとしては、3月決算が50%を

超えているのではないかと思ったのです

が、意外と少ないですね。

 

次に多いのが、9月と12月で、

それぞれ全体の10%程度でほぼ同じ

くらいです。

 

今日はここまでにします。

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